こんにちは。
新年度が始まり、フレッシュな新社会人の皆さんが職場に加わる季節になりました。
4月に入社された方は、入社して4ヶ月を迎えるあたりでしょうか?
仕事に慣れましたか?
会社の人に慣れましたか?
不安なこと、まだまだあると思います。
今回は、私たち40代中堅社員──いわゆる“おつぼね様”たちが、日々感じていることを率直に綴りたいと思います。
決してあなたを責める意図ではなく、「より早く、より楽に社会人としての土台を築いてほしい」という願いからの思いで書きました。
「はぁ??むかつく、、、💢💢」
って思ったら、即、離脱してくださいm(_ _)m
1.教わったことは、まず“書く”ことから始めよう📝
わからないことを聞くのは当然です。むしろ、一人で悩むよりも、積極的に聞いてほしいくらいです。
同じ質問をされたときに思うことは
「さっきの説明じゃわからなかったんだ。私の説明が下手なのかな?」
です。
嫌ではありません。
「違う言い方や表現をしよう。資料を用いて説明しよう」
と私達にも勉強になるのです。
しかし、「同じことを5回・6回も聞かれる」と、さすがに
「う〜〜〜ん 何をどう教えたら良いんだろう?」
と困ったり悩んだりします。
「さっき、メモしてなかったっけ?」
と思ったりします。
仕事をする上でのアドバイスや注意、業務の流れなどはメモを取ってください📝
そして、そのメモ帳は質問をする前に「見返し」てください。
その上で、質問をすると、質問の質が変わってきます。
2.「できません」と言える勇気を持って
「あの仕事、終わってないけど大丈夫?」とこちらが聞いて、
「大丈夫です」と爽やかに返事しながら、何日も仕事を放置。
結局、周りの人がサポートしなければならない状況になることは極力避けて欲しいです。
仕事を任せるのは、あなたを信頼しているからです。
なのに、「大丈夫です」と言われて、仕事が終わっていなければあなたへの信頼が揺らぎます。
「やり方がわかりません、教えてください!」
「〇〇の理由でできません。手伝ってください!」
と声を大にして教えてください📢
素直に言ってくれた方が、100倍ありがたいのです。
おつぼね様は、あなたができないのであれば、
✅️ どうしたらできるようになるのか
✅️ 何を教えたらできるようになるのか
✅️ そもそもこの仕事はあなたには早いのか
など、業務量や質、仕事の配分を考える必要があるのです。
一人で抱え込まないでください。
「できない」ということは、とても勇気がいることかもしれません。
“人に頼る力”も社会人にとっては大切なスキルだと思って、身につけてください。
いつも周りがあなたに気を使って声をかけるのは、あなたが「新人」だからです。
ある一定の時間が経てば、あなたに後輩ができ、あなたが後輩をサポートする側になることを忘れないでください。
3.やる前から「できません」はナシで😢
とはいっても、何もしないうちから、何もやらないうちから
「無理です」「わかりません」
ばかりを主張されると、
正直、「つらいなぁ、、、、。」
まず、「できるだけ、やってみます。」
の姿勢を見せて、努力はしてくれると嬉しいです。
最初から完璧じゃなくて大丈夫。
失敗していいんです。
ただ、「頑張る気すら見えない」と、私たちも関わる気が失せてしまいます。
さじ加減を覚えていってくれたら嬉しいです。
(最大に難しい注文かもしれません💦)
4.“頑張った”だけでは、社会で評価されにくい😢
学生時代のように
「頑張ったね!お疲れ様!!負けたけど、よくやった!!」
で褒めてもらえるのは卒業です。🌸
社会人は「結果」が求められます。
お給料は“頑張った代”ではなく、“仕事を果たした対価”なのです。
頑張ることは社会人では普通なのです。
「頑張ったんですけど、できませんでした」と言われても、
「で? どうするの?」と思ってしまいます。
厳しいようですが、それが現実です。
社会人的に言えば、
「あの人、頑張っているんだけどね、、、
いい人なんだけどね、、、。
仕事、う〜ん、イマイチなんだよね、、、残念だよね」
って「残念な人認定」される場合もあります。
努力する方法が違うかもしれません。
仕事のやり方がうまくいっていないだけかもしれません。
頑張っているけどうまく行かないときは、先輩に相談してください。
5.スケジュール感を身につけよう⏰️
仕事はスピードも大切です。
「今日は何をどの順番で、いつまでにやるべきか」
──この感覚は、経験でしか身につきません。
お客様から預かった書類であれば、速やかに処理。
1週間後のプレゼンなら何日前までに上司に雛形を上げるなどなど。
朝や夕方にその日あるいは次の日タスクを整理し、優先順位を考えましょう。
わからないときは、遠慮せず先輩に聞いてください。
6.あなたの失敗は、チーム全体の責任になる
仕事はあなた一人ですることではありません。
基本的にはチームで行うのです。
強いて言えば、あなたが担当した仕事の結果は、チーム全体、上司、そして会社の評価に影響します。
「学生気分」は卒業しなければいけません。
社会人は一人で仕事をしているのではなく、チームで会社の“看板”を背負っているのです。
7.どうしても合わないなら、転職の選択肢もあり
もし、会社が「合わない」と感じるなら、早めに環境を変えるのも一つの道だと思います。
今は転職も自由な時代です。
私たちのような氷河期世代とは違います。
どこもかしこも、人手不足です。
もうすぐ50歳近くだし、転職も厳しい😢ってことではないと思います。
そう、あなたの時間は、まだまだたっぷりあります。
ただし、あなたを育てるために多くの人が時間を割いている、
そのことは忘れないでください。
「やっぱり、合いませんでした」😂
って辞めるなら、早い方がお互いにとって良いと思います。
もちろん、あなたが長く働くことによって、あなたがぐっと成長することを見越しておつぼね様たちは、一生懸命あなたに仕事のノウハウを教えます。
私達の時間と労力を使って、必死に育てます。
ですが、未来が考えられないのであれば、
早めに私達に別れを告げてください。
人に教える、人を育てるということは、実はとてもとても大変なんです💦
「必死に育てても辞めちゃう」ほど、がっかりすることはありませんから😢
8.それでも今の仕事が好きなら、一緒にがんばろう✊️
あなたがクレームを受けた時も、辛い仕事をする時も、あなたが一生懸命なら、私たちは必ず支えます。
氷河期世代の苦しい時代を生き抜いてきた、おつぼね様たちを巻き込んでください。
仕事は楽しいこと、嬉しいことばかりではありません。
むしろ、苦しい日も辛い日も、悲しい日の方がたくさんあるように思います。
それでも、それを乗り越えた先に見える景色があるんです。
私自身、20年近く今の仕事に携わって来て、何万回も辞めたいと思いました。
正直、今でも「会社に行きたくないなぁ」って思う日もあります😐️
でも続けてきたからこそ得られた深い知識、スキル、仲間たち、そして慕ってくれる部下。
給与は残念な感じですが(笑)、それでもこの仕事に誇りを持っています。
最後に──「長く働くからこそ見える景色」がある
社会人生活は、決して楽しいことばかりじゃありません。
でも、だからこそ、乗り越えた先にしか見えないものがあると感じています。
今はつらくても、いつか
「この仕事があってよかった」
と思える日が来るかもしれません。
あなたの未来は、私たちよりずっと広く、明るく拓けています。
私たちもあなたの成長を、心から応援しています。
偉そうな感じになっていまったところも、あるかもしれませんが💦💦
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
