こんにちは!トトカです😁
今回は猫の病気に関連する記事を書いてみました。
皆さんは、猫を飼いたいと思ったことはありませんでしょうか?
でも、人間と同じように、猫も病気になったり風邪を引いたりしてしまいます。
ですので、今回は、
・猫に多い病気は?+その対処法
・猫の病気は人間に伝染るの?
です!
それでは、早速やっていきましょう!

猫に多い病気は?
さあ、猫に多い病気は?についてですが、流石に全部書いてしまうととんでもない量になってしまうので、
猫に多く見られる病気について、代表的なものをいくつかご紹介いたします。
以下の通りです!
1. 慢性腎臓病(まんせいじんぞうびょう)
最初は、慢性腎臓病です。
特に、高齢の猫に多く見られる病気です。
初期は、症状がほとんどありませんが、進行すると食欲不振、体重減少、脱水、口臭などが現れます。
対処法
慢性腎臓病は、完治は難しいため、早期発見と食事管理が重要です。
2. 尿路結石・膀胱炎(にょうろけっせき・ぼうこうえん)
尿路結石・膀胱炎は、
尿に結晶や石ができ、排尿困難や血尿を引き起こします。
特に、オス猫に多く、トイレの回数が増える、長くトイレにいるなどの症状が見られます。
対処法
水分摂取を増やすことで予防が期待できます。
3. 猫風邪(猫ウイルス性呼吸器感染症)
猫風邪は、くしゃみ、鼻水、発熱、目やになど、人間の風邪に似た症状が出ます。
ウイルスが原因で、特に子猫や免疫力の弱い猫に多く見られます。
対処法
ワクチン接種による予防が可能です。
4,歯周病(ししゅうびょう)
歯周病は、主によだれ、口臭、食欲低下、痛がります。
あと、歯肉炎・歯周炎は、非常に多くの猫がかかる口の病気で、
進行すると激しい痛みや食欲不振、全身の健康への悪影響を引き起こすことがあります。
対処法
歯石除去、抗炎症薬、抜歯など。定期的な歯のケアが予防になります。
5,腫瘍(リンパ腫・乳腺腫瘍など)
腫瘍(がん)は、人間にも発生しますが、猫にも発生します。
主な症状は、しこり、体重減少、食欲不振などが見られます。
進行してしますと死に至ります。
対処法
外科手術、抗がん剤など。
早期発見が重要になってきます。
七歳以上は、定期健診を受けましょう。
気になる症状があれば、すぐに獣医師に相談してください。初期症状はとても軽く見えることが多いため、
「ちょっとおかしいな」と思ったときが受診のタイミングです。

🐾猫の病気は人間にうつるの?
猫の病気は人間に伝染るの?についてですが、
先に言うと、
猫の病気の多くは人間にうつりませんが、
一部には人にも感染する「人獣共通感染症(ズーノーシス)」があります。
ズーノーシスとは、
動物から人へ、または人から動物へ感染する病気(感染症)のことです。
日本語では「人獣共通感染症(じんじゅうきょうつうかんせんしょう)」と呼ばれます。
さて、今回は、うつる可能性がある主な病気をご紹介します。
🦠 猫から人にうつる可能性のある主な病気(ズーノーシス)
病名 | 感染経路 | 人の症状 | 注意点・予防策 |
---|---|---|---|
猫ひっかき病(バルトネラ症) | 猫に引っかかれる・噛まれる | 引っかき部位の腫れ、発熱、リンパの腫れ | 爪を清潔に、子猫やノラ猫に注意、傷はすぐ消毒 |
トキソプラズマ症 | 猫の糞に含まれる原虫 | 通常は無症状だが、妊婦が感染すると胎児に影響 | 妊婦は猫のトイレ掃除を避ける、生肉の摂取を控える |
皮膚糸状菌症(真菌=カビ) | 接触(猫の皮膚・被毛) | 円形脱毛、赤み、かゆみ | 皮膚病の猫と接触を控える、早めに治療 |
狂犬病(※日本ではほぼゼロ) | 感染動物の咬傷(猫含む) | 神経症状、致死率100% | 日本ではほぼ根絶。ただし海外では注意が必要 |
回虫・鉤虫などの内部寄生虫 | 猫の糞・土壌などから口に入る | 腹痛、下痢、まれに失明など(幼児・免疫弱者で) | トイレ管理、外飼い猫は注意。定期的な駆虫 |
パスツレラ感染症 | 噛まれる・引っかかれる | 傷口の腫れ、化膿、発熱 | 傷はすぐに洗って消毒、必要に応じて病院へ |
狂犬病は、猫から人にうつる可能性のある主な病気の中でも特に危険です。
猫も、人間もどちらも感染してしまうと致死率100%です。
現在の医学でも狂犬病の治療法は見つかっていません。
ですが、日本では、世界的にも珍しい「狂犬病清浄国」であるのと、
最後の猫の感染例は1956年で、
それ以来、日本では動物の狂犬病は根絶状態です。
あと、発症してからでは、もう遅いですが発症前ならば、
ワクチンを打っておけば、狂犬病ウイルスに感染しても発症を防げます。
ただし、100%ワクチンを打ったからってかからないとは限りません。
ワクチンは「感染そのものを防ぐ」のではなく、発症を止めるためのもの。
発症後には効果なしです!だから「すぐに行動」が超大事になってきます!

まとめ
これらの病気は、
咬まれたり引っかかれたり、動物の唾液や糞便、または汚染された環境を通じて人に伝わることが多いです。
予防には、動物との接触後の手洗いや消毒、ペットの定期的な健康チェックとワクチン接種、そして野生動物や野良動物との不用意な接触を避けることで予防することができます。
猫から人にうつる可能性のある主な病気は適切な対策を取れば、
リスクを大幅に減らせるため、動物と暮らす人や動物に触れる機会が多い人は基本的な衛生管理をしっかり行うことが大切です☺️
今回は、最後まで見ていただきありがとうございました!
それでは、
今日も良い一日を❦