「学校に行きたくない」と泣きながら訴え、学校に行き渋る娘に対し、
私が行った対応や行動が、もしかしたら
”娘を傷つけていたのかもしれない”💦💦
と、冷静になった今だからこそ思う
「やってしまったNG行動」
「今だから教えてくれた当時の娘の気持ち」
「いまだから思う母親の気持ち」
を書きたいと思います。
学校に行きたくない理由を問いつめる
夫婦フルタイムで共働き+娘1人の3人家族。
娘が小学3年生の夏休み明け🎐
「学校に行きたくない」
と突然言い出します。
理由がわからないので、行きたくない理由を聞きます。
しかし、その問いに、娘は明確な答えをくれません。

先生が怖い。
行きたくない。
学校辞めたい。
明日、学校休みたい。



なんで行きたくないの?
先生が怖いって、先生になにか言われたの?
学校で、クラスの子に意地悪されているの?



意地悪はされていない。
ただ 行きたくない
学校から帰ってきては泣き、風呂に入りながら泣き、寝る前に泣きながら訴える、、、。
私が子どものころは、学校に行かないという選択肢はありませんでした。
だから、
「学校は行って当たり前」
と思っていましたし、そもそも
「学校に行かなくても良い」
という選択肢すら与えられていませんでした。
だからこそ、学校に行きたがらない娘に対し、私は、



学校に行きたくないのには
なにか理由があるはずだ!!
と思っていました。
なぜ行きたくないのか、理由を確認しなくては!!と思い、
学校に行きたくないと言い続ける娘に、
「なぜ行きたくないの?」と問いつづけました。
理由を聞けば聞くほど、娘は混乱していたような気がしました。
行きたくない理由を聞くのは良いけれど、問い詰めては行けなかったのではないか?
と最近思います。
理詰めで学校に行くことの必要性を説く
学校に行きたがらない娘に、行かないと社会性が身に着けられないよ?
学校でしか学べない人付き合いや授業もたくさんあるんだよ?
と、とにかく学校に行く大切さを説明していました。
特に、行き渋りを始めたころは、長い時間その説明を娘に行っていたと思います。
学校に行かなければ、この子の人生は終わる、、、みたいな妄想に取り憑かれていました。
だからこそ、必死になって学校に行くように言っていたと思います。
だけど、娘があの当時の私達親の行動に対し、



学校の必要性を言われるのはとてもつらかった。
行きたくないという感情を押し殺して、学校に行かせようとさせれられたことは辛かった。
と感じていたそうです。
あのとき、
学校が全てではないんだよって、
子どもにもう少し寄り添った話しをしたり、
娘の理解をしてあげれていれば、
娘の気持ちが楽になっていたかもしれない
と思います。
子と一緒に落ちていく
毎日毎日、無理やり連れて行っていました。
どうしようもない日は、夫の母に娘を預けていました。
教室に行けず、保健室登校になったり、学校に行ったものの受講が厳しいと判断され、迎えに来てほしいと先生から言われる日が何度もありました。
フルタイムで働いている私としては、いつ学校に迎えに行かなければならないかわからず、休憩時間も取れず、家に持ち帰っって仕事をこなすなど、私自信も徐々に追い詰められて行きました。
そんなとき、娘に



家でない どこかに行きたい
と言われました。
本来、一番安心すべき場所である「家」に居たくないと言われたとき、
私は心が締め付けられるように苦しかったです。



私たち両親は、娘にとって、もはや安心できる存在ではないのだろうか?
娘は 私の知らないところに 行ってしまわないだろうか?
もしかして、知らない世界に旅立たないだろうか?
と漠然とした不安な気持ちがから、最悪な状況を考えて自分を追い込んでいました。
親子で心療内科でカウンセリングを受けたりしましたが、目の前の状況が改善されないので、心が晴れませんでした。
職場や友人、自分の家族、誰にも相談することができない状況下のなか、
娘の行きしぶりが、一向に良くならない現状が辛く、
私自身がメンタル不調となり、行きしぶりから数カ月後に、「適応障害」と診断されました。
最近では、



あのときは、苦しかったから
どこか違うところに行ったら苦しくなくなるのかな
と思っていた。
今は、思わないよ。
現状から、ただ逃げ出したいという気持ち、すごくわかります。
私自身も、当時、辛い状況から逃げ出したかったです。
もう少し、「変えなければ」という焦りや「学校に行けないのはまずい」という固定観念を取っ払って、柔軟な気持ちでいたら、私自身も心に不調をきたさずにすんだかもしれないのかもしれないと思います。
そして、私がもっと柔軟な考え方をもって接していれば、一緒に負のループでさまよい続けることはなかったのだろうか?と思ったりします。
なかなか、難しいでしょうけれども、、、。
両極端な思考に走り 夫婦が不仲になる
行きしぶりが良くならない状況が長く続くと、疲れてきて、



もう 学校に全く行かなくても良いや。
授業は、オンラインスクールとかに行ったりしたりすれば、なんとかなるんじゃない??
と、完全に諦める方向に思考が向かった私。



学校に全く行かなくて良いなんてことを簡単に考えてはいけない。
学校に行かないのであれば、どちらかが仕事を辞めなければならないんだよ?
それに、今は少しだけだけど、学校に頑張って行っている子どもを否定することはできない。
と、夫。
ゼロかイチかで考える私と、今できることを柔軟に対応し、改善しようとする夫と考えが合わず、衝突が増えてきます。
夫婦の中もだんだんと悪くなります。
私も家にいるのが辛くなって、夫の了承なしに娘と二人1ヶ月実家に帰ろることにしました。
しかし、一週間経ち、このまま逃げていてはいけないと思い、戻ってきましたが、夫婦仲は最悪です。
そんな両親をみて



お母さん、お父さんと離婚するの?
と、娘が私にたずねます。
別に、夫が居なくても、娘と私二人で行きていくには経済的に問題ないし、娘の教育に関して意見は食い違って辛いので、



別に、離婚しても良いよ
と、ズバッと回答。
そのせいで、
母親がどこかにいってしまうかもしれない
と娘を不安にさせてしまいました💦
それから、



お母さんが そばに居ないと不安。
どこにいるか 把握していないと心配。
と、言われるようになりました。
たとえ夫婦の中が悪くとも、娘にとっては父親とは大事な存在だったんだと反省しました。
つらくても、家族が仲よくしている方が、娘の精神の安定につながるんだ
と感じました。
それでも 少しずつ強くなる親子
半年以上、毎日毎日 「学校行きたくない 学校やめたい」と 念仏のように唱えられると、
聞き慣れてきます。
不思議なものです。
夜布団の中で、娘がいつものように学校に行きたくないことを訴えてきても、
私は気づいたら ☀️朝☀️🐔
いつの間にか爆睡して、気づいたら朝になっていたみたいな日がだんだん増えてきました。
そして、



ヤバっっっ!!
また、話を十分に聞いてあげれなかった
と、反省はするのですが、学校に行かなくて良いよと行ってあげえれない自分がいるので、相槌をうちながらも思考がフリーズして、意識が飛んでしまうのです。
決して悪気があったわけでも、故意で無視したわけではありませんので、寝落ちして起きた朝はいつも反省しました。
今、娘にその当時の私が爆睡していた様子を聞くと



「あ、 寝た」
と思った。
らしいです。
あんなに私は反省したのに(?)、意外と本人は傷ついていなかった(かも、、、?)。
とはいえ、親も人間です。
子が寝るまでずっと話を聞くのにも限界があるもんです。
寝落ちしても、決してダメではなかったと知り、安心しました。
今だから 思うこと
行きしぶりがはじまって2年経ち、週に1度は休みながらもなんとか頑張って学校に通う娘(小学5年)が



あのとき、学校に行きたかったはっきりした理由はないんだよね。
ただ、なんとなく行きたくなかった。
と言いました。
そんなもんなのかな、、、。
特に深い理由なんてなかったのか?!
と驚きです。
いろんなNG行動をやってきた私ですが、
娘と一緒に悩んで、ただずっと一緒にいた
ということだけはできたのかと思います。
子も親も性格は皆違います。
環境も人それぞれ違います。
それでも、今だから思うことは、
✅️考えすぎたら、考えることを休んでみるのも良い!!
そして、
✅️子どもを大切に思っている気持ちだけは伝えること
✅️親は常に味方であること
✅️親は決して離れていかないという安心感を与えてあげること
が大切なような気がします。
学校が全てではない、
いろんな生き方があっても良いんだ
と今なら2年前より少し柔軟に考えられる様になりました。
当時、娘が書いたブログは下記にあります。
もしよかったら合わせて読んでもらえたら嬉しいです☺️


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