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令和6年度 老齢厚生年金額改定(その2)

目次

報酬比例部分(従前額保障)

本来水準の計算方法で算出された報酬比例部分の金額よりも、従前額保障の計算方法下記計算方法で計算したほうが高い場合は、下記従前額保障の計算方法で算出した金額が報酬比例部分として決定されます

(A)=平均標準報酬月額 ✕ 7.5(注)÷1000 ✕ 平成15年3月までの被保険者期間
(B)=平均報酬額 ✕ 5.769(注)÷1000 ✕ 平成15年4月以降の被保険者期間
((A)+(B)) ✕ 従前額改定率

(注)昭和21年4月1日以前に生まれた人は、生年月日に応じて異なります。

  詳しくは日本年金機構HP↓↓より

ととさん

つまり、報酬比例部分は、計算方法が1つではないってことです。
まぁ、一番高い金額で支払ってくれるので結果OKなきがします。😋

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報酬比例部分の本来水準の計算方法について記載しています。

本来水準の計算方法では、報酬月額等を算出するの再評価率自体がかわっていました。

しかし、従前額保障の計算式では「従前額改定率」により、年金額が改定されていきますので、平均標準報酬月額等はずっと同じということになります。

従前額保障の際の再評価率は次のとおりです

日本年金機構HPより↓↓

https://www.nenkin.go.jp/service/jukyu/kyotsu/nenkingaku/20150401-01.html

令和5年度の従前額改定率は1.014でしたので、2.7%アップとなると

1.014✕1.027=1.041378となり、端数処理が行われ

令和6年度従前額改定率=1.041

となりました。

よくわからないウンチクはいいから、結局のところ2.7%と上がるのかい??

実質的には2.7%は上がりません。
報酬比例部分だけでいくと次のとおり約2.66%くらいのアップでしょうかね。

令和5年度従前額改定率=1.014

令和6年度従前額改定率=1.041

1.041÷1.014=1.266272、、、、

2.7%アップたって、見かけだけの数字で、実際の受取額はそこまで増えないと、なんだか騙された気分になるわ〜
シンプルに前年額に2.7%アップしてくれたほうがみんなわかりやすくて、良いのに。
頭の良い人の考えることは、あたしにはさっぱりわからないのよ。

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