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オリーブの木 カイガラムシ駆除の記録

我が家のシンボルツリーであるオリーブの木を眺めていると、葉っぱ全体に斑点がついていました。

病気でないかと思いましたが、新芽も出てきており木の力はありそうです。

調べていくと、虫による被害でないかとの疑いが強くなってきました。

今回は、我が家のオリーブの木の被害状況と対処方法について紹介します。

この記事でわかること
1)オリーブの葉の被害例
2)対処方法例

ととパパ

同じような症状がある🌲場合は参考になると思います。

目次

我が家のオリーブの木の被害状況

葉っぱに茶色の斑点がびっしりついています。

葉っぱに帰省するカイガラムシではないかと思われます。

葉に茶色や白の斑点がついています。鳥とかトンボの糞かと思いましたが、葉全体に広がっていました。

当初、病気かなと思いましたが、新芽がどんどん出てきていることもあり、木自体は活力はあるようです。

また、葉っぱについた茶色斑点を少し擦ってみると、ポロリととれることから、病気ではなく、外部からの侵食ではないかと疑いました。

まず、蟻を調べましたが、ネット等で調べても、蟻による被害はなさそうです。

まじまじと、オリーブを見ると、そこに・・・(虫が嫌いな方はお気をつけください)

画面中央に変な虫がいます。

カイガラムシか!?こいつが犯人か!?

このグロテスクな見た目から決めつけたくなりますが、こいつの正体がわかりませんでした。

最近、我が家のオリーブの木にテントウムシが何匹かいました。調べてみると、

カイガラムシを捕食する「ナミテントウムシ」であることがわかりました。ナミテントウムシは、幼虫の時から害虫であるカイガラムシを捕食してくれる「益虫」でした。

上記写真は、「ナミテントウムシ」。体長5m mくらい。オレンジの斑点。色味や模様はさまざまとのこと。

一方、葉っぱについているカイガラムシは

 ・成虫になると足が退化し、葉っぱに寄生するタイプ

 ・成虫になっても足が退化せずに動き回るタイプ

の両方がいるようです。

また、カイガラムシの分泌物に糖分が含まれており、蟻が好んで集まるそうです。

我が家のオリーブも、葉っぱの周りに蟻が活発に活動しています。

以上の点を分析すると、我が家のオリーブの木の状況は、以下の通りだと仮定しました。

 1)オリーブの木の葉っぱにカイガラムシが寄生

 2)カイガラムシの出す、分泌物に蟻が群がっている

 3)カイガラムシが増えてきていたので、それを捕食するナミテントウムシが出てきて、産卵し幼虫が増えている

ナミテントウムシがカイガラムシを食べてくれるので、放置しても良いかと思いましたが、あまりにもびっしり葉歯にカイガラムシがついていて、気持ち悪かったのと、葉っぱの光合成が妨げられそうだったので、カイガラムシを駆除することにしました。

カイガラムシの駆除の方法

まず、葉っぱにびっしり寄生したタイプのカイガラムシの駆除を試みます。

葉っぱに寄生した(成虫となった)カイガラムシは殻に覆われているため、薬剤が聞きにくいため、地道にこすり落とすことが有効とのこと(地面に落ちたカイガラムシは死んでしまうとのことです)

気が遠くなりますが、地道に落としていきます。

葉が少ない場合は、ナイロン性の歯ブラシで1枚ずつブラッシングで落としていくこともできますが、我が家のオリーブは被害を受けている葉が多かったので、100均の作業用手袋をはめた上で、指でこすり取るよう落としてみると、非常に効率よく落とすことができました。

我が家の作業用手袋は、以前ペンキ作業で使ったため、全体的に手袋が乾燥したペンキで硬くなっていたこともあり、より効率よく、カイガラムシがこすり落とせたのだと思います。

指先がペンキで少々硬くなっている手袋でこすって落としていきます。

作業用手袋が、いい感じに硬くなっているので、効率よくカイガラムシが落ちていきます。

カイガラムシが寄生していた部分は、葉の色が薄くなっています。葉の養分もとられるとともに、光合成も邪魔していたのだと思います。

処理後

カイガラムシは風通りが悪いところでも多く発生するとのことなので、枯れ葉を中心に、剪定しサッパリさせました。

まだ、完全に駆除できていないかと思いますが、少し嬉しそうなオリーブの木を見て、これからもしっかり面倒をみようと決意しました。

駆除から4ヶ月後

駆除してから、4ヶ月経過しました。
一度カイガラムシを落とした後は、日々の水やり以外は何もやっていません。
貝殻虫の駆除はナミテントウムシの親子に任せることにしました。

4ヶ月前とあまり変わらず、元気にしています。

ナミテントウムシの親子は、今でもこの木で生活しています。
カイガラムシの被害はどうなっているでしょうか。

カイガラムシがナミテントウムシに食べられた後が残っているようです。

4ヶ月前の、葉っぱの様子と比べて、明らかにカイガラムシは減っています。ナミテントウムシ親子が捕食した跡が残っていますが、茶色のカイガラムシはいませんでした。
ナミテントウムシありがとう!!

新芽も出てきました。

以前は、新芽にもびっしりカイガラムシが寄生していましたが、今年は新芽には全くカイガラムシが寄生していません。
ナミテントウムシのおかげだと思います。

ナミテントウムシにそっくりな害虫に注意!

これまで、我が家にとっては「益虫」=ナミテントウムシが、にっくきカイガラムシを捕食することについて書いてきましたが、一つ補足します。

この記事を読んでいただいて、同じように、ナミテントウムシがいた方は安心されたかもしれませんが、実は、ナミテントウムシによく似た「害虫」がいるようです。

それは、「ヘリグロテントウノミハムシ」と言って、葉っぱを食べてしまうそうです。

違いを見分けるポイントは

 ・ナミテントウムシと明らかに異なる、長い触覚

 ・刺激すると、跳ねて逃げていく(羽がない)(ナミテントウムシは飛んで逃げていく)

とのこと。

参考までに、画像を並べておきます。

⭕️ナミテントウムシ(益虫)↓↓

⭕️ヘリグロテントウノミハムシ(害虫)↓↓

少しわかりにくいですが、ハムシはナミテントウムシに比べると、明らかに触覚が長いです!

まとめ

長くなりましたが、まとめます。

1)カイガラムシの寄生がひどい場合は、こすり落とすなどして駆除

2)ナミテントウムシの成虫、幼虫がいた場合は、カイガラムシを食べてくれるので、ある程度、カイガラムシを駆除したあとは、自然の摂理に任せて様子を見る

3)ナミテントウムシによく似た害虫(ヘリグロテントウノミハムシ)だった場合は、カイガラムシと一緒に葉っぱをダメにしてしまうので、カイガラムシと一緒に駆除作業が必要

最後まで読んでいただきありがとうございました。

ととパパの文章、かったいね、、、。
体も硬いけんしょうがないのかな😆

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